気管支喘息

(喘息などの好酸球性炎症により気道が狭くなります)

朝方にヒューヒューしたり咳が出ます。
夜に布団に入ると咳が出ます。

エアコンを使うと、ノドの乾燥やほこりっぽい感じなどをきっかけに、喉の風邪が出てきたり、風邪がひどくなって喘息のような症状を引き起こしたりする人がいます。

すでに当院にもそのような患者さんがきています。

空気の通り道である気管は、気管上皮、基底膜、平滑筋などで構成されています。

アレルゲンがやってくると気管の細胞、特に樹状細胞というアレルゲンを提示する細胞が活性化して、伝達物質であるサイトカインを出します。

続いて伝達物質であるサイトカインがリンパ球、肥満細胞、好酸球などのアレルギーを誘導する細胞を活性化して、気管の平滑筋の収縮させたり、気道をむくませたり、分泌液の増加させたりします。

長期間炎症を放っておくと基底膜が肥厚して、治療効果が出にくくなります。

これらがアレルゲンに対する気道過敏性、喘息症状の正体です。

このようなメカニズムで気道の内腔が狭くなり喘息のヒューヒュー(呼気時の喘鳴)が聞こえてくるのです。

治療は以下のものがあります。
1.吸入ステロイド(気道の炎症抑制)
2.吸入β2刺激薬(気管支拡張)
3.内服および貼付の気管支拡張薬
4.ロイコトリエン受容体拮抗薬(アレルギー抑制)
5.化学伝達物質遊離抑制薬(アレルギー抑制)
6.去痰薬

吸入薬にはステロイドとβ2刺激薬の合剤があります。

普段からヒューヒューという症状がある人には毎日吸入薬を使用することをお勧めしています。

症状が軽減、病状が安定したらステロイド単剤にすることもあります。

重症の気管支喘息は生命の危険もありますので入院加療も必要な場合があります。最近の重症喘息の患者の治療では、好酸球を調節するインターロイキン5に対する分子標的薬も出ています。

 

当院では呼吸機能検査によって喘息なのか詳しく検査します。


また、気管支喘息など気道の好酸球性炎症を評価できます。息を吐くだけの簡単な検査です。ものの数分で検査は終わりますのでつらくありません。

 

みなさん、エアコンなどで身体を冷やしたりしないように。

体調にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。

何か健康でお困りの際にはいつでもお電話ください。

合川さかもと内科 院長 坂本勇一
〒839-0861 福岡県久留米市合川町432-1
TEL: 0942-41-8585 FAX: 0942-41-8584
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